湖南地方で「近江八景」の1つ「石山秋月」でも知られていますね。
西国三十三箇所観音霊場第13番札所となっており、
多宝塔 (国宝、日本三塔の一つ)は遠くからも美しい姿をみせてくれます。
琵琶湖の南端で、琵琶湖から
唯一流れ出る瀬田川の右岸にあります。
本堂は国の天然記念物の珪灰石
という巨大な岩盤の上に建っています。
これが寺名の由来ともなっているそうです。
源氏物語の構想をこの石山寺でねったとか、
紫式部とともに語られることが多いお寺で、
式部の参籠したという部屋は源氏の間として保存され、
また、その時使用したといわれる硯も
今に伝えられているそうです。