京築神楽を
 鑑賞しました



『 京築神楽 』

福岡県東部の京築地域は
古くから神楽、修験道、八幡文化、
祇園祭などが繰り広げられてきました。

小さな集落に様々な文化が培われ、
伝統文化を育んできました。
その1つが神楽です。

九州国立博物館にて

九州国立博物館では毎年秋のこの季節、九州国立博物館内で神楽舞台が作られ 館長の挨拶に始まり、
各演目が始まりますが。今年の演目は7演目です。

D 上毛町  友枝神楽講
 大蛇退治 (おろちたいじ)
高天原を追放された天照大神の弟、須佐之男命が出雲の国に降って大蛇を退治するお話です。
毎年次々と娘たちを大蛇に食べられるのを村人が嘆いています。そこに須佐之男命が登場します。
強いお酒を大蛇に飲ませ酔っぱらった大蛇と格闘し見事に打ち負かすお話です。 けっこう荒々しい舞ですね。

B 豊前市  黒土神楽講
 盆神楽
この盆神楽 は別名「米神楽」ともいい、日本人の主食のコメの豊作を祈願し、今日まで 伝えてくれた先祖へ感謝を
こめて舞う神楽です。動きがとても早く両の手に持った盆を 曲芸のようにまわし豊作の感謝と喜びを表現して、
産土神に報告します。 まわるお盆からは1粒もこぼれません。見事ですね。


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